事故物件のリフォームで資産価値は戻る？費用の相場や注意点も解説！｜不動産・一戸建て・マンション・土地ならハウスドゥ 前橋駅けやき通り

所有している不動産が事故物件になってしまった時に、手放したくても売却できるか不安に思う方は少なくないでしょう。
やはり、資産価値は事故物件ではない不動産と比べて落ちてしまいます。
一般的に資産価値の回復にはリフォームが有効的ですが、どの程度リフォームをすれば良いのかわからず、費用に不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、リフォームで事故物件の資産価値は戻るのかと、リフォームの費用相場や注意点について解説します。

事故物件のリフォームで資産価値は戻るのか

結論、事故物件をリフォームすると、資産価値は完全に戻るわけではありませんが、少し戻ります。
そのため、そのまま売り出す場合と比較し、高値での売却が期待できます。
そもそも事故物件で資産価値が下がる理由とは、不動産で過去に起きた自殺や他殺などの出来事が、不動産を購入し、住むことにあたっての心理的な問題、いわゆる心理的瑕疵となるからです。
リフォームによりきれいな状態に戻れば、事故物件となってしまった状態が連想されにくくなり、心理的瑕疵も軽減されるため、資産価値が戻ります。
しかし、きれいにリフォームできたとしても、事故物件である点には変わりなく、事故物件であることを伝えなければならない告知義務を果たさなければなりません。
そのため、冒頭でお伝えしたように、リフォームで事故物件になる前の資産価値に戻すのは難しいということを把握しておきましょう。

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事故物件のリフォーム費用の相場

内装のリフォームとして壁紙や床材を一新する場合、6畳のワンルーム物件なら15万円前後かかり、床の下地材も交換するなら追加で10万円程度必要です。
水回りをリフォームする場合、費用の相場は30万円前後で、内訳はトイレに3万円～5万円、お風呂に10万円～15万円、洗面台に10万円〜25万円前後となります。
物件全体を一新するフルリノベーションの費用の相場は、500万円以上です。
ただし、間取りや設備の配置を根本的に変えるなど、フルリノベーションの内容によっては、500万円～900万円が目安となる場合もあります。

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事故物件をリフォームする際の注意点

事故物件のリフォームを依頼するとき、特殊清掃が必要な場合は事前に済ませておくようにしましょう。
特殊清掃とは通常の清掃では落とすことのできない汚れが付いてしまっている部屋を清掃することです。
事件や事故が起きたままの状態では、工務店に工事を引き受けてもらえない場合があるため事前に済ませておく必要があるのです。
また、工務店などにリフォームの依頼を出す段階で、これからリフォームする現場が事故物件だと伝える点も大切です。
着工後に事故物件だと発覚した場合、契約違反に該当して工務店とトラブルになるおそれがあります。
そのほか、リフォームの一環で現地調査がおこなわれる際、工事の希望条件をまとめたリストがあると打ち合わせがスムーズにおこなえます。

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まとめ

事故物件をリフォームすると資産価値が少し戻ります。
費用の相場は物件の種類や工事の内容次第で、ワンルーム物件で内装を変えるだけなら15万円前後となります。
リフォームにあたっての注意点は、特殊清掃は事前に済ませておくことなどです。
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