不動産売却の査定前に相場を知る方法とは？机上査定・訪問査定についても解説｜不動産・一戸建て・マンション・土地ならハウスドゥ 前橋駅けやき通り

不動産売却でもっとも気になるのが、いくらで売却できるのかではないでしょうか。
売却価格の目安は、不動産会社へ査定を依頼することでわかりますが、自分でもおおよその目安を調べることも可能です。
そこで、不動産査定の前に自分で価格相場を調べる方法や、2つの査定の種類（机上査定・訪問査定）について解説します。
群馬県前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市、吉岡町などで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産売却の査定前に自分で価格相場を調べる方法

不動産売却をおこなう際は、不動産会社が不動産の価値を査定をおこないます。
しかし、スムーズに売却価格を決めるためにも自分でもある程度の相場をしっておくことが大切です。
そこで、査定前に自分でも価格相場を調べる方法を解説します。
自分で相場を調べる方法には以下の2つがあります。

相場の調べ方①近隣の類似物件の価格を調べる

近隣の類似物件でどのくらいの価格で取引されているかは「レインズ・マーケット・インフォメーション」で調べることができます。
このサイトは、国土交通大臣の指定を受けている不動産流通機構が運営しており、実際の取引情報が確認できます。
類似物件の取引事例・価格が閲覧できるため、少なくとも3件以上の相場を確認して売り出す際の参考にすると良いでしょう。

相場の調べ方②公的な価格を調べる

公的な価格を調べることも相場を知る際の参考になります。
地価公示や都道府県地価調査の価格、不動産の取引価格を知るには、国土交通省のWEBサイト「土地情報システム」で閲覧できます。
不動産取引価格情報検索では、実際におこなわれた不動産の取引価格を把握することが可能です。
標準値や基準値の価格を知りたい場合は、地価公示・都道府県地価調査から検索することもできます。
これらのサイトを閲覧して不動産の相場を知ることができるため、売却価格の設定に役立てましょう。
また、固定資産税評価額や相続税路線価などの価格を参考にすることも可能です。
固定資産税評価額は、毎年市区町村から送付されてくる納税通知書に記載されています。
7割程度の価格で記載されているため、0.7で割るとおおよその価格が把握できます。

相場や査定額は目安程度に考えておく

価格相場を知ることは大切ですが、実際は市場の動きやさまざまな要因で価格が大きく変動することがあります。
また取引時点による影響もあるため、同じ類似物件でも必ずしも同様な価格で売却できるとは限りません。
さらに、不動産そのものの状態や立地条件などによっても価格が大きく異なります。
したがって、不動産の価格は客観的なデータだけで決めるのではなく、あくまでも目安程度に考えておくと良いでしょう。
スムーズに売却するためには、適正な売却価格を設定することが重要です。

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不動産売却に必要な査定①机上査定とは

自分でおおよその価格相場がわかったら、次は不動産会社へ査定依頼することになります。
査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。
まずは、机上査定について見ていきましょう。

机上査定とは

机上査定とは、実際に物件を見ないで不動産の価格を査定する方法であり、簡易査定とも呼ばれています。
依頼からおよそ3日程度で査定額が算出されます。
机上査定の根拠となる要素は以下のとおりです。

●立地・地目
●築年数・間取り
●面積・形
●近隣の類似物件の取引事例
●公示価格・路線価

このように、机上査定は書類などで確認できる要素を参考にしながら査定額が算出されます。
したがって机上査定の場合は、あくまでも参考値を知りたいという場合に利用するのがおすすめです。

机上査定のメリットと注意点

机上査定の大きなメリットは、数日で結果がわかるという点です。
また、電話やインターネットなどを介して依頼するだけで、立ち会いの必要がないこともメリットです。
提出書類も不要のため、不動産の情報と個人情報を伝えるだけで依頼ができます。
そのため、机上査定は以下の方に向いていると言えます。

●売却するか迷っている段階
●おおまかな相場が知りたい
●売却予定の不動産が遠方にあり立ち会いできない場合

このような場合は、机上査定がおすすめです。
ただし、机上査定は物件を直接見ないで査定額を算出しているため、正確さに欠ける点に注意が必要です。
そのため、実際の売却価格と大きくズレる可能性も否定できません。
ただし、売却する不動産の周辺で実績豊富な不動産会社であれば、エリアの特徴を把握している可能性があるため、精度の高い査定額が期待できるかもしれません。
株式会社けやき不動産でも、査定を無料で受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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不動産売却に必要な査定②訪問査定とは

続いて、もう1つの査定方法である「訪問査定」について特徴やメリットを解説します。

訪問査定とは

訪問査定とは、実際に現地に訪れて物件を見て査定額を算出する査定方法です。
建物がある場合は立ち会いをする必要があり、査定額は7～10日で結果がわかります。
訪問査定の根拠となる要素のとおりです。

●建物の劣化や日当たり状態
●駅やスーパーマーケット、学校からの距離
●周辺環境
●街灯の有無
●机上査定での根拠となる情報

訪問査定では、机上査定での書類による査定にくわえて、建物の状態から周辺環境までより詳細に確認して査定額を算出します。

訪問査定のメリットと注意点

訪問査定の大きなメリットは、精度の高い査定額を算出できることです。
書類だけでなく現地を訪れて算出するため、実際の売却価格に近い金額が期待できます。
そのため、訪問査定は以下の方に向いていると言えます。

●不動産売却をすぐに開始したい
●時間がかかっても正確な査定額が知りたい

このような場合は、訪問査定がおすすめです。
ただし、前述のとおり訪問査定は立ち会いが必要なため、日程を調整しなければならないことは理解しておきましょう。

訪問査定前にやっておくべきこと

訪問査定では、建物の状態などを詳細に確認されるので、当日までにはできるだけ良い状態にしておくことをおすすめします。
たとえば、部屋の整理整頓や設備の修繕などです。
また、以下の書類も査定当日までに準備しておきましょう。

●登記簿謄本（登記事項証明書）や公図
●購入時の売買契約書
●住宅ローンの残高証明書
●測量図
●周辺環境がわかるもの

必要書類については不動産会社によって異なるため、査定依頼をする際に確認しておきましょう。

訪問査定当日に伝えておきたいポイント

訪問査定時には立ち会いが必要ですが、その際に日当たりの有無や交通の便、近隣の雰囲気など、住んでみないとわからないことを伝えるよう意識しましょう。
またプラスの面だけでなく、雨漏りや騒音、悪臭などがあれば正直に伝えておくことが大切です。
知りながら隠しておくと、買主から損害賠償などを請求されることがあるため注意しましょう。

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まとめ

不動産査定前に価格を調べる方法や、査定の種類（机上査定・訪問査定）について解説しました。
不動産会社に依頼する査定方法は机上査定・訪問査定の2つの種類があるため、自分に合った方法で査定を依頼することをおすすめします。
また、不動産会社へ査定を依頼する前に、類似物件などで調べておけば、スムーズに売り出し価格を決めることができるでしょう。
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